Check! 年間オーナーとマンスリーオーナー次回は【12月発送 抹茶(新茶)、熱湯煎茶、特製ほうじ茶】
京都「和束茶」の文化と風景を次の千年につなげる仲間を募集中!
京都の茶文化を支えてきた縁の下の力もち、京都「和束茶」の文化と風景を守りたい
こんにちは。私たちは京都「和束茶」を取り巻く伝統文化や風景を守り、次の世代へつなげていく「茶縁Kyoto」です。
私たちは、京都府文化観光大使(京都府)や、茶源郷・和束PR大使(京都府和束町)として、和束茶を軸に京都のお茶文化をはじめとする伝統文化を国内外へ発信する、茶道裏千家助教授・田中賀鶴代と、伝統文化継承者の管理業務支援や、伝統文化ワークショップの企画運営を行うなど、日本の伝統文化を国内外へ広げる、奏株式会社代表・西尾裕美子の主に2名で活動をしています。
和束茶と宇治茶との関係とは?
皆さんは「和束(わづか)茶」という名前を聞いたことがありますか?おそらく府外の方にとってはあまり馴染みのない名前かと思います。
私たちが愛し、魅力の発信と次代に向けた保全活動に取り組んでいる「和束茶」は、2013年に「日本で最も美しい村」連合にも加盟した雄大な里山の風景が広がる和束町で、鎌倉時代からおよそ千年近くにもわたって連綿と続けられてきました。そのお茶づくりは、伝統文化だけでなく現在の日本では見ることが難しくなってしまった、どこまでも段々畑の茶畑が続く、美しく唯一無二な風景を作り上げてきました。
京都という世界的な文化都市が培ってきた「お茶文化」と、それを支えてきた周辺の生産風景。
日本文化の精神性をも表現するお茶文化は、貴族・宮廷をはじめとした華やかな歴史的背景にあり、その発展を支えてきた産地である和束町は、人口わずか3千人程度の小さなまちで、古き良きお茶づくりの里山風景が今も残っている素晴らしい土地です。
また何よりも素晴らしいのは、その伝統文化と風景をいまも支え続けているのは、工業化された大規模茶園ではなく、ひとつひとつがとても小さな小規模茶農家さんたちであることでもあります。
実はあまり知られていませんが、日本文化を代表し、全国的にも有名な茶所である「宇治茶」の多くの茶葉がこの和束町で生産されています。
この生産量は京都府全体生産量(2,912.9t)の中でも、実に48.3%の生産量で京都府内1位の生産量を誇っています(2019年度荒茶生産量/京都府調)。
いわば、京都の茶文化を支えてきた「縁の下の力もち」的な存在なのです。
時代とともに変化してきた「お茶づくり」が目指す、次の千年
「和束茶」小規模茶農家の活動グループ「和束茶カフェ」
そんな素晴らしい環境の中、和束町の小規模農家をまとめながら、「和束茶」の伝統文化と風景を守り続ける活動を行っているグループ「和束茶カフェ」があります。
こちらは町内の茶農家や特産品開発グループなど約30の団体・個人で組織する住民有志の団体、一般社団法人えん-TRANCEわづかとして、みんなで運営する店舗名でもあり、団体の愛称になっています。店内では、情報交流や観光案内、和束産茶葉を100%使用した生産者こだわりの「和束茶」および、お茶を使った加工食品等の販売をされています。
この「和束茶カフェ」の代表理事のおひとりが和束茶の小規模茶農家として、お茶文化の次代への保全活動にも取り組む「上嶋爽禄園(うえじま・そうろくえん)」代表の上嶋伯協(うえじま・のりやす)さんです。
上嶋さんは、江戸時代から続く「上嶋爽禄園」の五代目として、時代の変化とともに「和束茶」の伝統文化と風景を守ってこられました。
初代が約300坪の土地から茶園の耕作を始めた土地で、牛を飼いながらの耕作維持、収穫や製茶も手作業から茶畑の面積拡大に伴い、手バサミや製茶機械の導入など、次代の変化に合わせて和束町とともにあるべきお茶づくりを模索し続けてきました。
現在は安心安全でオーダーメイド、かつ環境にやさしいお茶づくりを実践し、茶畑は和束町を中心に抹茶、かぶせ茶、煎茶、玉露、近年注目されているほうじ茶や和紅茶など多方面に展開しながら、旬の間だけ収穫することを大切にお茶づくりに励まれています。
「和束茶」の茶農家が現在抱える課題
数百年にわたるお茶づくりは同時に、激変する社会や文化の影響を大きく受けることでもあります。
「昨今は日本茶ブームが広がっているようでいて、実は茶農家は減少しています」と上嶋さんはおっしゃいます。
「普段飲むのはペットボトルのお茶が大半という生活様式が主流となった今、大量生産のペットボトルを低価格に抑えるため、契約茶農家は安価な茶葉の生産を求められ、しかもペットボトルのお茶は驚くほど少量の茶葉で作られている。安く作ることを求められながら使われる茶葉の量は減らされていく。特にそういった製造メーカーと取引している大規模農園が存在する茶所では、地域が疲弊して廃業したり荒廃する茶畑が増えています。」
私たちは常に、便利さや快適さと、伝統文化や風景を秤にかけている。
多くの方々にお茶に親しんでもらい、受け入れてもらうのはとても素晴らしいことであると同時に、その影に目に見えない伝統文化や風景を失ってもいるのだ、と上嶋さんは警鐘を鳴らしています。
現在のお茶を取り巻く現状への危機感と、未来に向けた「和束茶」の伝統文化と風景を守る活動として、上嶋さんをはじめとした周辺の茶農家さんは「チャムリエ」(日本茶インストラクター認定制度)としての活動を積極的に開始。2011年には「和束茶カフェ」をオープンしました。
「和束茶」が支えてきた京都のお茶伝統文化や歴史等についてお話し、茶農家おすすめのお茶の淹れ方やお茶の選び方を伝える講座等の実施や、お茶の銘柄を当てる出張講座などで、お茶を通じた新しいライフスタイルの提案を幅広く行っています。
これから「和束茶」が目指すべき未来
そのような、これからの未来に向けた伝統文化と風景の保全の必要性は、上嶋さんをはじめとした「和束茶カフェ」とともに、「和束茶」の伝統文化と風景を守る活動を続けている私たち「茶縁Kyoto」も、とても強く感じているものです。
日本には有名なお茶所がたくさんあり、和束町よりも若い世代が新しい軸となった色々な試みも始まっています。
その意味では和束町は少し遅れているかもしれませんが、千年先もこの伝統文化と風景を守っていくために何が良い方法なのか、一過性のブームではない方法はないのかをともに模索し続けています。
上嶋さんや和束の茶農家は日々、お茶づくりをされる現場からこうおっしゃいます。
「今はまだなんとかがんばれていますが、世代交代の時期を迎える時に、若者がお茶づくりに夢を持って継承できる状況にはありません。もっともっとたくさんの人々の協力が必要だと感じています。これから先もずっとお茶文化を楽しみ、慈しもうとする人々とともに盛り上げていきたいです。」
「和束茶」が支えてきた千年と、次の千年。
私たちにできることを日々、取り組んでいます。
「和束茶」をまだ知らない皆さんとこそ、一緒に発信したい!
このように「和束茶」を取り巻く歴史的背景や伝統文化、風景なども含めて、現在「茶縁Kyoto」および「和束茶カフェ」のお茶農家さんたちで考えているのが、「『和束茶』をまだ知らない皆さんとともに、『和束茶』の魅力を改めて発掘し、発信したい!」ということです。
私たち京都に住む人間にとって、京都「宇治茶」や「和束茶」、それらを取り巻く歴史文化は当たりまえと言っても良いぐらいに親しみがあり、ある種その良さも含めて盲目的になってしまっているものでもあります。
しかしこれから先も千年、「和束茶」の魅力を発信し、伝統文化と風景を守り抜いていくためには、これまでの視点だけではなく、多様な視点や発想が必要だと考えました。そこでぜひ今回、「和束茶」の伝統文化や風景に共感いただいた方々とともに、新たな「和束茶」の魅力を再発掘し、発信していきたいと考えています。
具体的には、
日々の習慣としてお茶を楽しみながら飲んでいただくことはもちろん。
「和束茶」のすばらしさをその土地の歴史風土とともに堪能していただくため、茶農家の生産者さんや職人の方々と実際に交流いただけるイベントや、「和束茶」生産地の素晴らしい風景を見渡せる「特設の茶室」でのお茶会なども。
「和束茶」の歴史文化を学びながら、ここでしか得られない体験を提供することを考えています。
昨今のコロナ禍の影響を踏まえて、それぞれの体験はオンライン・リアル双方で行っていく予定です。
多様なプランと特典内容を用意していますが、その中から2点を紹介します。
ぜひご覧いただき、「和束茶」の次代に向けた魅力の発掘と発信にご協力をお願いいたします。
「和束茶」の魅力をともに発掘・発信する多様なプラン
1 マンスリーオーナー(年6回四季のお茶お届けコース:月額3,000円)
茶農家や職人の方々とオンラインでお話いただきながら、「和束茶」を各種飲み比べていただけたり、イベントに参加いただけるプランです。
<特典>
2 年間オーナー(年間:30,000円)
「和束茶PRプロジェクト」の小口支援でもあり、茶農家・職人の方々とオンラインでお話いただけたり、実際に「和束茶」の生産地へのツアーやお茶会などのリアルイベントにご招待いたします。
<特典>
皆様の多様な視点や発想とともに、次の千年を目指す
改めて、私たち「茶縁Kyoto」は、
これまで「京都宇治・和束茶」の伝統文化と風景を守ってこられた「和束茶カフェ」代表の上嶋伯協さんや地元の小規模茶農家の仲間のみなさんたちとともに、千年近く続いてきたお茶を取り巻く伝統文化と風景を、さらにまた次の千年先へも届けたい。
そのためにも、今回ご共感やご支援をいただく皆様とともに新たなお茶の可能性や魅力を発掘し、ともに発信していきたいと思っています。
皆様のご支援をお待ちしております。
内容:年4回四季折々に、様々な日本茶・和紅茶等の飲み比べセット等をご自宅にお届け!茶農家・茶人直伝のお茶の魅力発見動画もお楽しみに。
鎌倉時代から京の都人、茶人に愛されつづける「和束茶」を味わい、その魅力を学べます。
茶葉からお茶を淹れて飲む習慣が激減している昨今、良質な茶葉の需要が激減し、茶農
家は窮地に立たされています。お茶農家さんと和束の美しい茶畑を守るため、本当に美味しいお茶をもっとたくさんの人が楽しみ、現代社会にマッチした新しい茶文化を作っていくことを願って、「お茶で繋がるサブスクリプション」をスタートしました。
茶畑をご一緒に応援していただけるマンスリーオーナーを募集しています。
茶葉から美味しいお茶を淹れて飲み、和束の茶農家さんとの交流を楽しむことが
茶農家さんへの何よりの応援となります!
マンスリーオーナー特典
<2ヵ月に1度届く四季のお茶>
特典代金・送料・税金の全てが含まれます。
商品発送月:偶数月(2,4,6,8,10,12月)
商品到着:発送月の上旬(3日~5日頃)
オンライン配信:発送月の10日頃
<年間特典スケジュール>
4月発送 抹茶・碾茶・京番茶
6月発送 今年の新茶種2種、ほうじ玄米茶
8月発送 煎茶2種(香りの煎茶・懐古製法)、茶の木の茶
10月発送 かぶせ茶、煎茶、玄米茶
12月発送 抹茶(新茶)、熱湯煎茶、特製ほうじ茶 ←ここからスタート!
2月発送 無農薬和紅茶2種、自然発酵烏龍茶
<茶農家さんからのメッセージ動画>
隔月にお届けするお茶を作った茶農家さんがご自身のお茶畑から和束やお茶に対する思いを語るメッセージ動画をお届けしますす。
<オンライン交流ライブ>
届いたお茶をご一緒に飲みながら、茶農家さんと語りあえるオンラインライブを開催します。その日に参加できない場合は、アーカイブをご覧いただけます。
<申込期限と特典発送日程>
申込:2月1日~ 4月1日迄 特典発送:4月上旬
申込:4月2日~ 6月1日迄 特典発送:6月上旬
申込:6月2日~ 8月1日迄 特典発送:8月上旬
申込:8月2日~ 10月1日迄 特典発送:10月上旬
申込:10月2日~12月1日迄 特典発送:12月上旬
申込:12月2日~ 2月1日迄 特典発送:2月上旬
皆様の応援をお待ちしています!
内容 | : | 年4回四季折々に、様々な日本茶・和紅茶等の飲み比べセット等をご自宅にお届け!茶農家・茶人直伝のお茶の魅力発見動画もお楽しみに。 |
発送方法 | : | 宅急便・郵便 |
発送日 | : | 適宜。活動報告でお知らせします |
送 料 | : | 代金に含まれます |
保存方法 | : | 常温保存可 |
その他備考 | : | ※オーナー品の内容が変更される場合はあります。 ※北海道・沖縄・離島は追加料金の関係で募集を見送らせていただいております。 ※体験イベント(オンライン・リアル)は、詳細決定次第、活動報告ページ・メール等でお知らせします。 |
マンスリーオーナーとは
日本の各地にはステキで、未来に残したい、盛り上げたい地域・生産者がいます。あなたがストーリー、地域性に共感する産地・生産者を「オーナー」になって応援しませんか? マンスリーオーナー品とは、定額制で気軽に応援でき自分スタイルの応援スタイルができます。お試しに気になる出店者のオーナーとなりちょっと鼻高なファンに。また複数を応援してみてください。 商品はサブスクリプションとなり、購入日からスタートし自動更新し、途中解約はできません。但し、更新の停止はいつでも可能です。
※収穫等の状況でやむなく変更となる場合がございます。
和束の自然とお茶の力を感じるライブ! 水出しで美味しい碾茶2種と抹茶の飲み比べ
~自然と共に生きる~和束茶農作業体験と自然農法・有機農法の碾茶2種・抹茶の飲み比べ!
新茶のお話と飲み比べライブ! 4代続く和束茶農家の当主と語り合う「八十八夜の新茶」
鎌倉時代から続くお茶の郷でお茶農家さんと交流。「京都のお茶」を千年先の未来に繋ごう!
鎌倉時代から京の都人、茶人に愛されつづける「和束茶」を味わい魅力を学べます。美しい茶畑での茶狩り体験や茶会にもご参加いただけます。
茶葉からお茶を淹れて飲む習慣が激減している昨今、良質な茶葉の需要が激減し、茶農
家は窮地に立たされています。お茶農家さんと和束の美しい茶畑を守るため、本当に美味しいお茶をもっとたくさんの人が楽しみ、現代社会にマッチした新しい茶文化を作っていくことを願って、「お茶で繋がるサブスクリプション」をスタートしました。
茶畑をご一緒に応援していただける年間オーナーを募集しています。
茶葉から美味しいお茶を淹れて飲み、和束の茶農家さんとの交流を楽しむことが
茶農家さんへの何よりの応援となります!
年間オーナー特典
<2ヵ月に1度届く四季のお茶>
商品発送月:偶数月(2,4,6,8,10,12月)
商品到着:発送月の上旬(3日~5日頃)
オンライン配信:発送月の10日頃
<年間特典スケジュール>
4月発送 抹茶・碾茶・京番茶
6月発送 今年の新茶2種、ほうじ玄米茶
8月発送 煎茶2種、茶の木の茶
10月発送 かぶせ茶、煎茶、玄米茶 ←ここから開始!
12月発送 抹茶(新茶)、熱湯煎茶、特製ほうじ茶
2月発送 和紅茶2種、無農薬烏龍茶
<茶農家さんからのメッセージ動画>
隔月にお届けするお茶を作った茶農家さんがご自身のお茶畑から和束やお茶に対する思いを語るメッセージ動画をお届けしますす。
<オンライン交流ライブ>
届いたお茶をご一緒に飲みながら、茶農家さんと語りあえるオンラインライブを開催します。その日に参加できない場合は、アーカイブをご覧いただけます。
<現地交流ツアー>
年1回、和束現地で和束の自然と茶農家さんとの交流をお楽しみいただける
特別な体験をご用意しています。
<一年間分・一括払い:30,000円>
特典代金・送料・税金の全てが含まれます
2025年度申込締切 6月1日(2025年5月~2026年4月)
<特典の魅力!>
年6回四季を楽しむ様々な日本茶・和紅茶の飲み比べセット等をご自宅にお届け!
お届けするお茶を作った農家さんのインタビューやお茶の淹れ方ワークショップの動画配信とともにお楽しみいただけます。
リアルツアーは1回開催。美しい茶畑の中での茶狩りや茶会を通して和束茶の世界を堪能できます。
和束の絶景・美しい茶畑で農家のお手伝い、お茶を刈る農作業という、“ここだけ!の貴重な体験”です。
※リアルツアー:和束までの交通費は自己負担となります。
期 間 | : | 登録日から1年間 |
留意事項 | : | ※オーナー品の内容が変更される場合はあります。 ※北海道・沖縄・離島は追加料金の関係で募集を見送らせていただいております。 ※体験イベント(オンライン・リアル)は、詳細決定次第、活動報告ページ・メール等でお知らせします。 |
年間オーナーとは
日本の各地にはステキで、未来に残したい、盛り上げたい地域・生産者がいます。あなたがストーリー、地域性に共感する産地・生産者を「年間オーナー」になって応援しませんか? 「年間オーナー品」とは、購入することで、その出店者のオーナーとなり、1年を通してオリジナル特典やオンラインコミュニティに参加できる等、様々な特典を受け取ることができます。 商品は1年間のサブスクリプションとなり途中解約、返金はできませんのでご了承ください。但し、更新の停止はいつでも可能です。
※収穫等の状況でやむなく変更となる場合がございます。