わたしたちの活動報告

5月のお茶 新茶の飲み比べ Part3

2021年5月23日 18:10

茶農家のこだわり

5月のお茶としてお送りする2種の新茶、パッケージにはそれぞれ「八十八夜」と「新茶」と書かれています。

一般的な新茶は、4月下旬から5月にかけて摘み取られるわらかな1芯2葉の新芽で作られるお茶を指します。八十八夜のお茶は、同じ新茶でも「八十八夜」とよばれる1年のうちのただ1日だけ(2021年の八十八夜は5月1日でした)に収穫されたお茶をさします。

ただ、八十八夜の日に収穫されていなくても、八十八夜という名をつけた新茶が売りに出されている場合もあるようですが、
5月のお茶の送り主である上香園の岡田さんは、茶園の威信にかけて、八十八夜の収穫日のお茶しかその名をつけることはできないとおっしゃられていました。その熱い思いに心を揺さぶられます。


八十八夜のお茶の味は、まだ若くさっぱりしているそうです。

それ以外の新茶は、八十八夜にくらべると爽やかさの中に甘みが増しているそうで、
味だけでいえば一般的な新茶に軍配があがるとか。

ただ、そんなご苦労を思い描きながらいただくお茶はきっと格別で、
特別な力が宿っているかもしれませんね。

お届けする新茶は茶葉の種類もそれぞれ「やぶきた」と「こごう」という別品種をご用意しました。

一般的なお茶屋さんが作られるブレンド茶ではなく、ひとつの農園からとれたシングルオリジンのお茶です。


作り手の思いと和束という地で1年過ごした2021年のお茶の味をぜひご賞味ください。

 

 

実はこちらには書ききれないこと、八十八夜のお茶のエピソードや、なぜ雨の日のお茶は味を損なうのかなど、
もっともっとお伝えしたいお話がたくさんあるのです。

そこで、この5月のサブスクでは、今回お届けするお茶を作られた岡田さんのこだわりのお話がお聞きできるライブ配信もご用意しています。

新茶を美味しく入れる方法、お茶農家さんだからこそ知っているお茶淹れのコツもお伝えいたします。


美味しいお茶をいただきながら、生産者さんのお話も聞ける、農家直伝の淹れ方も学べる、絶好のチャンスです!

 

わくわくと元気が漲るひと時を、ぜひご一緒に! お申し込みを心よりお待ちしています!